医療法人育歩会の坂井秀明です。
昔からの患者様は、わたしは「坂井歯科医院の坂井秀明」の方が馴染み深いと思います。現在坂井歯科医院は息子の坂井宏成に任せており、私は数年前より、かほりまち歯科の院長として診療をおこなっております。
坂井歯科医院もかほりまち歯科も、医療法人育歩会という1つの母体のもと運営をおこなっているので私としてはやっている事がずっと同じです。しかし、周囲は「いよいよ坂井先生も引退か」と囁きます(笑)。
実の所を言えば、60代も半ばを超えた今でも診療意欲は旺盛でインプラントやインビザライン矯正など自由診療を中心にほぼ毎日治療しています。また、小さなお子様やご高齢者を見る事もあるので、引退とはほど遠い現役の歯科医師です。
最近感じている事は、人は何歳でも気力があれば成長出来るという事。
当院には若い歯科医師が何名もいるので、私自身刺激を多いに受けながら今後も歯科医師として技術を追求していく所存です。
香里園かほりまち歯科を作る際に意識した事は3点。
1「歯科医院っぽさを感じさせない」
2「高級かつフレンドリー」
3「それでいて誰も気軽に通える」
地域医療貢献を更に高いレベルで実現できる医院をと願い、2011年に3階フロアをオープンさせ更にその5年後の2016年に1階フロアをオープンしました。ハード面の拡充と人材育成の両面を掲げて香里園でも指折りの歯科医院へこの医院を成長させる事が私の目標です。
また、当院の目指す所は「健康と予防のハブステーション」となる事です。
近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、歯科医院への受診を控える方が多くなっています。
しかしながら口腔ケアを徹底する事により様々なウイルスからの感染確率を下げる事は立証されており、特に定期的な口腔内のメインテナンスを歯科医院で受診する事は需要と言われております。
私たち歯科医院がこのご時世であるからこそ社会的な意味を見いだすのであれば、業界全体としてあらゆる感染予防対策を改めて徹底する事で患者様が安心して来院する事の出来る土壌を作れるのではないでしょうか。
その結果、多くの感染症や口腔疾患を防ぐ事が出来るのであれば、いま私たちが出来る事は環境整備です。
診療器具の滅菌・殺菌・消毒を徹底し、マスクや手袋の着用やチェアー回りの消毒、空気の循環を促して人と人との間隔が密になりすぎないように待合室レイアウトを変更する事などです。
2021年より管理栄養士の雇用をはじめました。
なぜ歯医者に管理栄養士?と言われる事がありますが、理由は簡単です。予防歯科と栄養学は密接な関係があるからです。食生活を少し変えるだけで虫歯や歯周病が減ると聞くと、栄養学を歯科の臨床へ取り入れるのはごく自然な流れである事は明白です。
この取り組みが3年後には患者様の健康に直結していると確信しております。
また、最新の歯列矯正テクノロジーの一つである「インビザライン・マウスピース矯正」システムを導入いたしました。
10年前までは少なくとも当院では全く考えられなかった精度でワイヤーを用いずにマウスピースだけで矯正治療が可能なこのシステムは、食事時やハミガキ時に取り外す事が出来るのでとても衛生的です。
現状のシステムや技術に満足するのではなく、新しい分野に積極的に挑戦する事で成長に繋がると確信しております。
氏名 | 坂井秀明 Sakai Hideaki |
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役職 | 医療法人育歩会 理事長 |
生年月日 | 1956.1.6 |
出身地 | 福岡県久留米市 |
出身校 | 福岡歯科大学 |
経歴 | 1980年 福岡歯科大学 卒業 1982 坂井歯科医院 開業 1992年 医療法人育歩会 設立 2011年 香里園かほりまち歯科 3階フロア 開設 2016年 香里園かほりまち歯科 1階フロア 開設 |
認定・専門 | インディアナ大学医学部 解剖学顎顔面頭蓋部 臨床解剖認定医 インディアナ大学歯学部 インプラント科 研究員 ジャパンインプラントプラクティ 認定医 NDIF全国歯科インプラント連盟 認定医 大阪歯科大学 臨床指導医 |